ネズミ駆除の方法
専門業者によるネズミ駆除は、殺鼠剤(さつそざい)などを使用した「ネズミを追い出す」作業と、粘着シートなどを使った捕獲作業、ネズミの侵入を防ぐ「防鼠(ぼうそ)工事」そして侵入を防ぐための「忌避剤の使用」といった4つの段階を踏まえて行われます。
殺鼠剤の使用
いきなり殺鼠剤のような強い薬剤を使用すると、ネズミが警戒してしまいますので、最初に薬剤が含まれていないエサを、ネズミが出現しそうな床下や天井裏などに配置します。
その後、ネズミにとって「ここはエサが獲れる場所」ということを認識させてから、殺鼠剤を使います。
粘着シートによる捕獲
出現したネズミを効果的に捕獲するために、粘着シートをネズミの通り道などの床全体に敷き詰めます。粘着シートの他に捕り籠が使われることもあります。
侵入口への防鼠工事
ネズミが侵入しやすい箇所に、ネズミが入り込めないように、パテやステンレス製の金属板などを使ってしっかりと塞ぎます。
忌避剤の使用
ネズミの侵入を防ぐために、ネズミの通り道に忌避剤を設置します。
忌避剤にはネズミが嫌う匂いや、ネズミが苦手とする成分が配合されています。スプレータイプや燻煙タイプの忌避剤を、用途に応じて使い分けます。
忌避剤の他には、ネズミの嫌がる超音波を使う方法もあります。