ネズミの死骸の処理方法
ネズミを殺鼠剤(さつそざい)や粘着シートを使用して駆除した際に、ネズミの死骸が家屋内に残ることも考えられます。ここでは、ネズミの死骸を安全に処理するための方法について解説していきます。
手袋とマスクの着用
ネズミの死骸を片付ける時には、必ず手袋とマスクを着用するようにします。ネズミには人体にとって有害な細菌や、ダニやノミといった害虫が生息しているためです。
特に殺鼠剤を使った場合には、死ぬ間際に暴れてフンを撒き散らしていることもあるので、注意が必要です。
殺虫剤を噴霧する
ネズミの死骸処理は、まず殺虫剤を死骸の周囲に噴霧することから始めます。ネズミの死骸からは、ネズミの身体に生息していたダニやノミが、次の寄生先を求めてさまようため、殺虫剤を撒くことでダニやノミの活動を抑えることにつながります。
他にも、ネズミの死骸を片付けている際に、ダニやノミに刺されることを防ぐ効果もあります。
ゴミとして処理する
殺虫剤を噴霧した後は、ネズミの死骸を粘着シートや周囲のゴミとともに新聞紙などにくるんでビニール袋に入れ、きちんと密閉してから、地域のゴミの日に出します。
自治体によって違いはありますが、ほとんどの場合、燃えるゴミ(一般ゴミ)の日に出せば問題ないでしょう。
保健所に連絡
自身でネズミの死骸を処理することに対して不安がある場合、保健所に連絡してアドバイスを受けるのもひとつの方法です。
保健所からは、具体的な処理方法や注意点、その後のネズミ対策について効果的なアドバイスが受けられます。